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同署のポンプ隊は昨年8月に消火のエキスパートである特別消火中隊に指定されました。消火部隊の精鋭隊として日々訓練に励み、地域の安全と安心の確保にもつなげています。
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他にもさまざまな訓練が実施されており、取材当日は「操縦技能審査会」が実施されていました。これは機関員の技術トレーニングの場。各地で過去にあった事故などを参考に想定を組み立て、訓練しています。今回のテーマは「走行不能」。震災や空襲を経て区画整理され、碁盤の目状に整備されている浅草の街ですが、住宅街などは狭い路地も多くなっています。そこで、大きなポンプ車を運転し、進入角の厳しい状態でどのような状況になるのかを見取ります。
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| 操縦技能審査会の様子。操縦技術の確認と合わせ、狭隘路を誘導を受けて進み、最終的に走行不能を“体感”する。 |
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浅草の街は関東大震災や東京大空襲により幾度となく大きな被害を受けている。
写真は三筋一丁目に保存されている戦災を免れた「焼け残った電柱」。 |
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| 「歴史的なこの街をいかに後世に残していくかが当署の使命。災害がないといういう慣れがいちばん怖い。訓練を通して沈着冷静な活動が出来るよう努力し、危機感を持って職務に当たっています」と話す齋藤署長。 |
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| 各種活動訓練も日々行っている。 |
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管内には約10,500棟の建物が存在しており、不燃化・中高層化が進んでいる一方で木造2、3階建ての比較的老朽化した建物も混在しており、一部の地域は危険区域に指定されています。さらに、夜間人口が約4万人であるのに対し、昼間は一転して繁華街や問屋街を目指す10万人の人であふれかえります。
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このように防火・防災上難しい側面を持つ浅草ですが、災害発生件数は比較的少ないのが特徴です。「昔からの街で、大震災や大空襲を経験してきた人も多い。町会ごとの団結も強く、地域防災にも熱心に取り組んでいます」と話すのは齋藤英一署長。地域と密接な関係を保ち、防火・防災思想の普及に努め、「災害のないまち・浅草」を目指している浅草消防署。地域の団結を象徴するように、管内には、地域の防火・防災に尽力されている自主組織も数多くあります。それぞれの会の特性を生かし、消防署と連携して「災害のないまち」を実現しているのです。
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浅草永住町会の“防災”運動会。地元消防団の企画で、
バケツリレーなど防災にちなんだ種目が行われる。 |
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