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休むことなくそのまま訓練塔3階まで駆け上がると、ブリッジ線をセーラー渡りで渡過する。中間で一度フォールし復帰しなければならないのだが、濡れた活動服が体の動きを妨げ、なかなかいうことを聞かない。
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この間、一人ひとりが事前に綴ったコメントが読まれる。本部名と氏名、そして「交通事故で他界した友人がいる。一人でも多くの人を救いたいと想い、救命士を目指した」「小さいころからの憧れ。最初、両親には反対されたが、いまでは応援してくれている」といった個々の想いや抱負が読み上げられる。これは数年前に学生自身が提案したアイデア。以降代々受け継がれている感動ポイントの一つだ。
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必死にロープに食らいつく学生に
教官が檄を飛ばす。 |
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