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第3回 階段駆け上がりレース2009 名古屋大会

2009年11月14日に愛知県名古屋市の「名古屋テレビ塔」で「セーフティフェア2009 NAGOYA」のメインイベントとして「ステアーレース2009 NAGOYA(第3回階段駆け上がりレース)」が行なわれました。

消防職員による消防職員のための競技大会である階段駆け上がりレース、第1回福岡大会と同様に「己の体力は、超高層建物で発生している災害に打ち勝つことができるのか?」をメインテーマとして、消防活動の原点である“体力の限界時における自己管理力”を自らに問うのがこの競技大会です。
また、近代化・高層化する建物においては、法令に基づく防災設備・消防用設備などが設置されていますが、災害が発生した場合においても「その設備がゼッタイに機能する」という保障はなく、そんな状況下で現場活動を遂行できるのか?災害現場で求められる消防士の資質とはなにか?といったことを原点に立ち返り皆で考え、行動にて実践していこうという狙いもあります。そして、日頃の訓練で培った成果を発揮し、消防士としての体力と誇りをアピールすることはもちろん民間施設において実施することで全国各地から集まった消防士を広く一般市民の目にもとどめてもらい、消防業務に対する理解を深め、防災力の向上も目的にしています。

年々知名度が上がり、今回もエントリー受付開始から24時間経たずに先着120名登録の完了に達し、キャンセル待ちとなってしまいました。大会運営上参加定員に限りがあり、こうした点からも注目度の高さが伺えられます。消防職員自らの発案し運営するこの大会は、今回もレース内容や安全管理といった企画運営面など全てを大会実行委員である消防職員が担当し、全国各地からボランティアで集まった運営スタッフの協力により無事大成功を修めました。参加者は全国各地から集結した総勢119名。今大会では韓国の大邱(テグ)市消防本部から6名が特別ゲストとしてレースに参加しました。

今大会は「セーフティフェア2009 NAGOYA」のメインイベントとして名古屋テレビ塔にて「ステアーレース2009 NAGOYA(階段駆け上がりレース)」が行なわれ、テレビ塔前の名古屋市久屋大通公園もちの木広場では「はち丸」「ファイアー1」の撮影会や音楽隊の演奏なども行なわれて、ステアーレースの参加者以外の来場者や通行中の一般市民も楽しめるイベント開催となりました。その他協賛・協力企業などによるブースが出され、消防自動車や資機材の展示なども行われました。

はち丸・ファイアー1の握手&撮影会も行なわれました。

名古屋市消防音楽隊と愛知高等学校ジャズバンド
の演奏が披露されました。

松蔭高等学校和太鼓部による
和太鼓演奏が行なわれました。

会場では協賛・協力企業による車両・資機材・被服などの展示が行われ
さらには纏い降りも披露されました。

緑川久雄大会実行委員長
が開会宣言を行ないました。

参加選手やその家族、同僚などの応援以外にも、消防ファンや公園に訪れた一般市民など多くの観客が来場して会場が賑わいました。

大会が開催されるにつれ様々な要素が盛り込まれていくステアーレースは名古屋大会でも更に新たな競技が加わり、参加者にとってはこれまで以上に過酷なレースとなりました。

第1回・2回大会に比べて階段数が少なく、高さも低い名古屋のテレビ塔。今回のレーススタートは塔の階段ではなく、公園に設置されたパワーエリアからのスタートとなりました。

1個30kgの砂袋2個を40m先のコーンまで1分以内に往復搬送して階段へ向かいます。瞬発力と持久力の両方が必要となる階段駆け上がりレースにおいて、このパワーエリアで の砂袋搬送がカギを握るポイントにもなりました。「みんなが見てるから気合いはいっちゃったよ。一気に運んだら、階段が予想以上にきつかったね~」と前回の参加者でも想像以上に大変な競技となったようです。

パワーエリアをクリアして10分後にテレビ塔4階のステアエリアからスタート。高さ100メートルのスカイバルコニーまで245段を20キロ近くの装備を身につけたまま一気に駆け上がります。今大会ももちろんゴールして倒れ込んでしまうようであれば失格となってしまいます。いかに早く階段を駆け上がりゴールに辿り着くということはあくまでも進入手段の一つ。その後の活動ができなければ意味がありません。

初参加だった隊員の一人は「初めて参加したけどこんなにきついとは思ってませんでしたね。実際の現場だったら…次回の大会にはもっと鍛え直して参加したいです」と疲れていても今後の意気込みを語ってくれました。

レース終了後にはパーティーが行なわれ、参加者や大会実行委員の方々、
大会関係者が楽しく交流を深めました。


 
協賛企業

特別協力
財団法人日本消防協会
全国消防長会
特別協賛
株式会社シグナルOS
協賛

キリンビール株式会社愛知支社  佐川急便株式会社  中国酒家 山下
RESCUE SQUAD株式会社アイエスアイ  中京総合警備保障株式会社  株式会社モリタ
大塚製薬株式会社  中部電力株式会社

協力

名古屋テレビ塔株式会社  名古屋徳州会総合病院  テレビ愛知株式会社
財団法人名古屋観光コンベンションビューロー  西尾レントオール株式会社  有限会社大矢印刷
株式会社セントラルパーク  スペースサイン

(敬称略・順不同)

Reported in 2010