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ハワイの消防車両

救急車 [マウイ救急サービス]
救急車マウイ救急サービス

マウイ島エリアの救急センター所属の救急車です。米国の救急は一部の都市を除き、連邦政府や州、民間、ボランティアと多種多様です。救急隊員もEMT(救急医療士)やパラメディック(高度救急医療士)と呼ばれ、医師に近い医療行為が行えます。

小型山岳救助車 [マウイ消防署]
小型山岳救助車マウイ消防署

アメリカ本土の都市や他の国の観光客の急増で、ハイキング等での山岳遭難事故が多発するようになり、特殊な山岳訓練を受けた隊員がこの車両と共に待機しています。また、火の不始末による山火事の際にも消火活動に当たります。

コマンドカー [ヒッカム空軍基地]
コマンドカーヒッカム空軍基地

ファイアーチーフカーで、災害現場での最高責任者である消防隊長が出動する際に、隊長自らが運転して現場に向かいます。災害現場での消防隊長の権限は大きく、時には警察官よりも上に立って、現場の指揮をとり、災害を最小限に抑えます。

空港用化学車 [ヒッカム空軍基地]
空港用化学車ヒッカム空軍基地

この車両は大型車両に比べて走行性能に優れ、約4千リットルの水と500リットルの薬剤を積載しています。アメリカ国内では消防車両は中古で再利用される事が多く、専門の情報誌もあり、この空軍基地では中古車の方を購入するようです。

空港用大型化学車 [ヒッカム空軍基地]
空港用大型化学車ヒッカム空軍基地

オアフ島西部に位置する米軍基地の大型消防車です。この車両は約1万2千リットルの水と2千リットルの薬剤を積載しています。航空機事故等の極めて危険な災害に対応するため、大型化されたこのような高速の空港用消防車両の配備が必要です。

ポンプ車 [マウイ消防署]
ポンプ車マウイ消防署

あらゆる災害に出場する消防部隊の中心的な車両となるポンプ車で、ホースリールが後部に装備されています。ハワイの消防隊は消防車両でスーパーへ買い物に出かけます。これは、一般市民に対する防火活動の一環となっているようです。

特殊化学車 [マウイ消防署]

ハワイでもテロに対する懸念は大きな物があり、NBC災害等に対処する特殊な車両と専用の資機材が必要不可欠です。先着して活動する部隊の資機材は充実しており、特に検知と防護・除染に関連する最新鋭の資機材を積載しています。

ハワイ諸島は500万年前の火山活動によって生まれました。その後ポリネシア人の上陸等によって西洋文化に出逢い、外国文化の流入が始まり、ハワイ王国が誕生し、カメハメハ大王が統一していました。ハワイ王国として長い歴史を持つハワイ。日本では1941年の真珠湾攻撃や日系アメリカ部隊442連隊でも知られ、1959年にアメリカ合衆国50番目の州となり、現在に至っています。カウアイ・オアフ・モロカイ・ラナイ・マウイ・ハワイの6島を主とするハワイ州は、2位のカリフォルニア州に大きく差をつけて、アメリカ国内で最も人気のある休暇を過ごしたい都市となっています。日本でも海外旅行先として人気のあるハワイですが、実は大抵の場合、ハワイ島ではなくオアフ島を訪れています。今回は市内で活躍する消防車両と共に、重要な軍事基地内の消防車両も併せてご紹介します。
クリックで車両を拡大表示できます。
山林火災車 [マウイ島森林局]
山林火災車マウイ島森林局

アメリカ森林局の車両で、部隊はマウイの消防署と隣接し、常に活動を共にしています。後部には現場到着と同時に消火活動を行えるホースリールが装備され、チェーンソーを始め、動力刈払機、簡易水槽等、山火事に必要な資機材が積載されています。

空港用大型化学車 [ヒッカム空軍基地]
空港用大型化学車ヒッカム空軍基地

オシュコシ社のT-3000という空港用化学車です。積載量は水が約1万2千リットル、消火用薬剤が約1千5百リットルです。航空機事故の際には、消火活動だけでなく乗員等の救出活動も行うため、レスキュー用の資機材も積載されています。

大型給水車 [ヒッカム空軍基地]
大型給水車ヒッカム空軍基地

1万リットル近い水を積載しているこの車両は、航空機事故の際に空港用化学車に水を送水したり、同体着陸に備えて滑走路に水を散布したり、大量に漏れた燃料の洗浄を行います。消防ポンプを積載しているので、基地内の通常火災にも出動します。

水槽付ポンプ車 [マウイ消防署]
水槽付ポンプ車マウイ消防署

火災現場に先行隊として出動し、初期消火を行う水槽付ポンプ車です。この車両には救急救命の教育・訓練を受けた隊員も同乗しており、交通事故等の現場での救急活動や傷病者の通報時にも出動し、後着の救急車に引き継ぎを行います。

梯子車 [パールハーバー海軍基地]
梯子車パールハーバー海軍基地

海軍の消防署には、空軍基地のような航空機災害に対処するような大型化学車は配置されておらず、通常の消防車両が配備されています。この梯子車は、約30メートル級でポンプも装備され、消火栓等から水を汲み取って放水活動を行います。

梯子車 [ホノルル消防署]
梯子車ホノルル消防署

27メートル級の梯子車です。ハワイではタワートラックと呼ばれ、災害時にはポンプ車とともにペアー出動します。梯子の長さはそれほど長くありませんが、車体が大型のため、狭い新興住宅地域へは遠回りで出場します。

大型救助車 [マウイ消防署]
大型救助車マウイ消防署

マウイ消防署の第10分署の大型レスキュー車です。このエリアでは水難事故、山岳事故、交通事故が多く、レスキュー部隊の出動が年間を通して多く、様々な資機材が多数積載されています。救助のスペシャリスト部隊であらゆる災害に対応します。

ポンプ車 [ヒッカム空軍基地]
ポンプ車ヒッカム空軍基地

米軍の基地内には1つの町が形成され、軍人の家族の住居を始め様々な施設があります。そのような場所で火災等が発生した場合には、通常のポンプ車で対応します。航空機関連の災害だけでなく、基地内全ての災害に出動します。

大型水槽車 [マウイ消防署]
大型水槽車マウイ消防署

親しみのあるボンネット型で約10トンの水を積載できる消防タンカーです。消火栓や池・川等の水利の乏しい地域での火災や山火事等に出動します。ポンプ車への送水や、地震発生時の飲料水の供給等、幅広い活躍をする車両です。

ポンプ車 [ホノルル消防署]
ポンプ車ホノルル消防署

火災はもちろんのこと、あらゆる災害に対応するためレスキュー資機材も積載されています。1868年から行われた日系移民の歴史があるオアフ島では、日系人の消防士が多く、公務員や弁護士など、社会地位の高い職業で日系人が働いています。