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日本の救急車

1881年(明治14年)にオーストリアのウィーンで組織的な救急業務が始まり、その後ベルリン・ロンドンと続きました。
日本では横浜市の中区にある山下町消防署に浅野セメントの浅野総一郎氏が、当時の神奈川県警察部に寄贈したキャデラック車を配置して、昭和8年3月13日より救急業務が開始されました。
その後名古屋市が昭和9年・東京都と京都市が昭和11年と続き、病院へ患者を運ぶ時代を経て現在の救命士制度へと続く歴史の中で多種多様の救急車が開発されて来ました。

ここでは各地で活躍するそれらを紹介したいと思います。



昭和61年にメルセデス社より東京を始めいくつかの都市に寄贈されたベンツ製の救急車です。全国の大都市で目にする事が出来ました。
(福岡市消防局)

阪神大震災の際に多数の負傷者が発生した為に日本赤十字社からも、多くの救急車が出動しました。これは被災地で待機するメルセデス・ベンツの救急車です。
(日本赤十字社)
10トントラックをベースに改造されたこのスーパーアンビュランスは、車体を左右に拡張しベッドを最大8床も設置できるうえに最新の高度救急機材を備えた世界に類を見ない救急車です。
(東京消防庁)

大阪市消防局のニッサンパラメディック救急車です。大阪市の救急車には赤ラインがないのが特徴です。大阪では戦後救急車は赤一色で「救出車」と呼ばれていました。
(大阪市消防局)

三菱高規格救急車ディアメディックです。ボデーはカーボンファイバーを使用したFRP製で軽くて強いのが特徴。配置数もまだ少ないようです。東京では良く見かけます。
(東京消防庁)
いすゞエルフ・スーパーメディック4WDです。航空自衛隊所属の救急車です。東京で行われた訓練に参加していました。自衛隊では深緑色の自衛隊塗装の救急車も駐屯地に配備されています。
(航空自衛隊)

日野自動車のシャーシを京成自動車工業が、ぎ装した高規格救急車です。かわいらしい動物が描かれています。
(市川市消防局)

トヨタのコースターの救急車は、室内はあらゆる状況に対処できるよう医療設備を充実させ、特に3つのベッドを完備し高速道路等での大事故に備えています。
(柏市消防本部)
フォード製の高規格救急車です。ボンネット型で車体が大きいのが特徴です。
(川崎市消防局)

いすゞ社の小型バスを改造した救急車です。大災害等で現場救護車として活躍します。照明・拡声装置を装備しています。
(東京消防庁)

日産エルグランドをベースとした新型パラメディックです。高規格救急車も各地に普及した中で採用の早かった地域では、既に代替として活躍しています。
(春日大野城消防本部)
名古屋市消防局のフォード型高規格救急車です。特徴はバーランプにあります。東京消防庁の物は赤ですが、このランプは白でパッパッと光り、強烈な光を発します。
(名古屋市消防局)

三菱キャンターをベースにした「トライ・ハート」と呼ばれる高規格救急です。4WD仕様で、札幌市のニッサンをベースとしたような救急車を始め北海道では、このような型の救急車が多いようです。
(旭川市消防本部)

トヨタハイメデック救急車です。
もっとも今までの救急車と同じような型ですが、高規格救急車です。 全国的に目にする機会が多いように思えます。
(東京消防庁)
西宮市の三菱キャンターをベースとした救急車です。西宮市はドクターカーを早い時期から取り入れる等、意欲的な救急活動を行なっています。ドアが赤いのが白に映えているような気がします。
(西宮市消防局)