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日本の化学車

東京消防庁
東京都
水1,000リットル、泡消火薬剤300リットルを積載した、一見すると水槽付ポンプ車に見られる化学車です。実際一般火災や災害にも出場して、消火や救助活動にも活躍します。
芳賀地区消防本部真岡消防署
栃木県
ひときわ目立つ放水砲が装備された化学車です。車上には油脂火災等で使用される防火面体等の装備が詰められたケースや、自衛のための噴霧装置も装備されています。
人吉市消防本部
熊本県
通常は一般火災の出場に備える「タンク車」として運用されている化学車です。車両火災等の小規模危険物火災には泡消火を行う事が出来るため、交通事故等の現場には救助車等と出場します。

新治広域消防本部
茨城県
ポンプ車と同様の運用を行う化学車です。車上には油脂火災に対応するための装備が所狭しと並んでいます。一般火災にも出場し、災害現場の最前線で活躍する頼もしい一台です。
名古屋市消防局
愛知県
この車両は30年程前の化学車です。当時は、それ程化学車も分類されておらず、漠然と「化学車」と呼ばれていました。車体にはバルブやメーター類がずらりと並び、普通のポンプ車と違って、大砲のような放水砲とホースリールは化学車の魅力でもありました。この時代は各消防本部によって個性があり、それを研究するのも楽しみの一つでした。

藤沢市消防本部

神奈川県
化学消防車の配備は、危険物施設の数や貯蔵量・取扱いする化学薬品等の量によって、配置される台数がある程度決められていますが、街中には小規模の危険物を取扱う商店や工場もあるため、当然市内の消防署としても、それらの災害に対処するために化学車が必要とされています。そのような地域で活躍する一台です。
化学車は、油脂火災・化学火災の場合などの水を使用しての消火が困難な災害に対処する消防車です。化学車には、I~V型・大型・重化学車、そして空港用と色々な種類が見られます。今回は全国的にも台数が一番多く、街中で良く見られる普通化学車(軽化学車とも言われる)を紹介いたします。
5トン級シャーシをベースとして、水1,000リットル~1,500リットル、薬液300リットル~500リットルが積載され、車両に装備された混合装置で発泡させ、それをポンプによって放射して消火に当ります。普通火災にも出場し、水槽付ポンプ車としての役割も果たす万能消防車です。化学車を歴史的に見てみると、日本では戦後、東京や大阪、広島などで製作されましたが、液化炭酸ガスや泡沫消化剤の大型の消火装置を積載しただけの車両でした。当時の油脂火災では、大量の消火器や砂等で消火するか、石油タンクの火災の場合には放水による冷却をするのがせいぜいの防御対策で、燃えつきるのを待つほかありませんでした。昭和30年代に入るとガソリンなど油製品の需要が多くなり、油脂火災も多くなり、化学薬品(消火剤)を使用して消火にあたる化学消防車が必要になって来ました。この時期を境に、各都市において化学消防車が導入されるようになってきたのです。当時の化学消防車の操作は、すべて手動式のため数多くのメーターやバルブを操作して水と薬液を混合するベテラン機関員の存在が不可欠でしたが、改良が重ねられ現在では自動化された車両が大半を占めています。
東京消防庁
東京都
平成11年に導入されたこの消防車は車両前端に設置した「フロントポンプ型化学車」です。ヨーロッパでは数多く見ますが、日本で製作された例はほとんどなく、機関員が直接火災状況を確認しながら消火栓などに車両を寄せられるのが特徴です。


上越地域消防組合消防本部
新潟県
オールシャッター式の化学車です。吸管や各種の計器類やコック類、さらに消火活動に必要な資器材は、すべてシャッター内に収められています。
横浜市消防局
神奈川県
最近は、ポンプ車を始め特殊車両にもオールシャッター化が進んでいます。この車両も一見すると化学車には見えませんが、スッキリとした車両上部の泡放水砲等が装備され、市内で発生するガソリンスタンドや町工場の危険物災害に備えています。

伊丹市消防本部
兵庫県
この車両は、車上の大きな放水砲と上部に積載された薬剤入りのポリタンクから、化学車だとすぐにわかります。市街地の油脂火災や化学火災用として配備されています。
酒田地区消防組合消防本部
山形県
最新の車両はオールシャッター式が多く、外観からは化学車だと見分けがつきません。ヨーロッパの車両は非常にシャッター式が多く、後部の部分だけを見ると、海外の車両のような雰囲気があります。

奈良市消防本部

奈良県
車体上部に自動で泡放射が可能なリモコン式の電動放水砲が装備されています。この車両も通常は消防ポンプ車と同じ様に運用されていますが、市内で発生する危険物や油脂火災などに備えています。

四街道市消防本部
千葉県
最新鋭の化学車です。油脂火災用の化学車であると同時に、特殊災害や化学災害にも対応できるように、毒や劇物等から消防隊員の身を守るための各種防護服等の資器材も積載されています。
厚木市消防本部
神奈川県
水槽付ポンプ車と思われがちですが、車両の両サイドに「化学」と書かれているので一目でわかる車両です。車上のブースターリールに巻かれたホースから泡放射が出来るので、高速道路などでの車両火災に威力を発揮します。

川越地区消防組合消防本部
埼玉県
一般の水槽付ポンプ車に薬液水槽・泡混合装置を装備した化学車です。この化学車も近づいて良く見ないと水槽付ポンプ車に見えてしまう車両です。この消防署では普段は一般火災等の災害に出場する消防車として活躍しています。
福岡市消防局
福岡県
車両側面に多数の吸水や放水口、メーター類泡放射用ノズル等が所狭しと並んでいます。車上には消火活動に使用する梯子に放水砲が装備されており、いかにも普通化学車といった消防車らしい車両です。
上野原町消防署
山梨県
普通化学車ですが、この消防署では水槽付ポンプ車として運用されています。あらゆる火災現場や事故を始めとする災害に出場します。当然油脂災害では、現場へ一番に出場し泡剤による消火活動を行います。