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自衛隊の消防車両

航空自衛隊

この車両はセミトレーラ大型給水車(エアフォーム散布車)です。15,000リットルの水と750リットルの薬液が積載でき、タンクを空にした大型化学車に供給できるほか、胴体着陸に備えて、滑走路約1,000mに亘って消火泡を散布する事ができます。

航空自衛隊

航空自衛隊の基地内にある、施設や宿舎などの火災に備えた消防車両です。一般の消防車と同様の水槽付ポンプ車で、約1,500リットルの水を積載しています。

陸上自衛隊

自衛隊ならではのボンネット型の消防車両です。陸上自衛隊に所属しているこの車両も水槽が積載されており、駐屯地の施設や宿舎などの火災に対して配備されています。

昭和25年警察予備隊として発足し、その後保安隊への時代を経て現在の自衛隊に名称を変えていく訳ですが、陸上自衛隊の各駐屯地では、当時から国産の消防署に配置されているものと同様の水槽付ポンプ車が配備されており、隊内の火災等に備えていました。この頃の消防車は現在とは違い屋根なしのボンネット型が中心でした。また、航空自衛隊においては米軍より供与された航空機が配備されていましたが、滑走路は米軍と共用でしたので、航空消防は米軍に頼っていました。
昭和32年に航空自衛隊の車両製作に独占的シェアを持つ東急車両が、米軍の空港用化学消防車を参考に「M-5」という化学車を製作したのが国産の第1号車でした。さらに、海上自衛隊でもヘリコプターや小型航空機が運用されるようになり、離発着時の緊急事態に備えるため、やはり東急車両が、昭和33年に小型で機動性の高い「MB-5」という消防車を開発し、各基地に配備されて行くようになりました。その後も航空用化学消防車は改良が重ねられ現在に至っています。
自衛隊の消防隊員は、陸上自衛隊では初任教育の中で1週間程度の訓練を受け、全隊員が交替で消防業務に従事します。また、海上・航空自衛隊は専門の教育を受け、専任従事となっています。

航空自衛隊

水槽付ポンプ車です。悪路や不整地で火災等の災害が発生した場合でも、消火・救助活動ができるように前後輪駆動を採用した車両です。

航空自衛隊

自衛隊では、給水車と呼ばれている車両です。4,500リットルの水を積載しており、ポンプ装置が装備されているので、救難車等、他の消防車へ水を供給したりする事が可能です。


陸上自衛隊

自衛隊カラーに塗られた化学防護隊に配備されている車両です。ドライケミカルの消化剤を積載したこの化学車は、大災害を始め特殊な火災に対処する自衛隊の高性能化学車で2台のみの配備です。

航空自衛隊

航空自衛隊で活躍する最大級の大型化学車A-MB3です。この車両は全輪駆動、リヤエンジン型式のシャーシに耐食アルミニウム合金製ボディーを架装し、航空機の火災、油脂火災等の消火と人命救助が目的です。走行放水が可能で12,500リットルの水と1,500リットルの薬液を積載しています。

陸上自衛隊

自衛隊では液体散布車と言われている特殊化学車です。化学防護隊に所属している消防車で、弾薬庫や燃料貯蔵庫などの重要施設での災害や、毒劇物等の災害に出動する車両です。

陸上自衛隊

現在東京市ヶ谷にある防衛庁が、移転前の所在地である六本木の防衛庁舎内に配備されていた大型の水槽車です。製作されたのはこの消防車一台のみといわれる珍しい消防車でした。

航空自衛隊

破壊救難車と呼ばれ、本格的な救助作業を行うため、電動ノコギリやカッター、機体を押し拡げるための油圧器具、機体撤去のためのウインチ、投光器、工具類と、数多くの救助資器材を積載しています。

航空自衛隊

米空軍の0-11型消防車を参考に設計された破壊機救難消防車(自衛隊での車両の呼び名)です。当時としては最強力のターボチャージャー付280HPの三菱製エンジンを搭載し、各基地での航空事故の際に使用されました。

陸上自衛隊

陸上自衛隊で使用されている駐屯地の消防隊用の水槽付ポンプ車です。自衛隊においてもボンネット型の車両は少なくなり、一般の消防署でもこの写真ような消防車が多くなってきました。地元の出初式への参加等で、一般にも目にする事ができます。

海上自衛隊

消防署で見かける水槽車と同様の給水車と呼ばれる車両です。約4,500リットルの水が積載されており、大型化学車や水槽付ポンプ車へ水の供給をしたり、大災害においては飲料水などの生活用水の提供を行います。

航空自衛隊

M-5の後を継いだのが写真のA-MB1です。この車両は日産ディーゼル製で、M-5では駆動用としてもう一基のエンジンを搭載していましたが、このA-MB1より主エンジンから電磁クラッチを介してポンプ用の出力も取り出せるようになりました。

航空自衛隊

燃料積載量の多い航空機の増加に伴いA-MB1を基に、主に水と薬液の積載量、消火液の吐出量を増大し、昭和47年から配備が始まったA-MB2です。水4,800リットル、薬液480リットルを積載し、マイナス20度の寒冷地でも消火活動が可能な全天候型の化学消防車でした。

陸上自衛隊

陸上自衛隊で活躍する救難消防車です。ヘリコプター基地や補給部隊、燃料施設に配備されており、1,900リットルの水と120リットルの薬液を積載し、特に航空機の災害には、搭乗員の救出と消火に力を発揮する一台です。

陸上自衛隊

ヘリコプター基地のある駐屯地で活躍する大型の救難消防車です。全輪駆動、耐食アルミ製ボディで加速性に優れ、現場へいち早く駆けつけ消火・救助等を行います。また、基地内の燃料施設等の油火災に対しても威力を発揮する4,500リットル級の大型消防車です。