子供の頃、消防士に憧れ、街中を疾走する消防車に乗ってみたいと思った時期がありました。本物の消防車に乗車体験する事は、なかなか出来る事ではありません。そんな子供達の夢を叶えてくれるのが広報用のミニ消防車です。 消防の業務には災害予防という重要な分野があり、その中の一つとして消防広報が上げられます。子供達に「火の大切さと恐ろしさ」を知ってもらいたいと思う気持ちは、消防職員なら誰しもが思う事だと思います。言葉の説明よりも実際にPR用消防車に乗ってもらい消防に興味を持ってもらうと同時に、火災予防の普及活動の一環として、火災予防運動や出初式等で活躍する、ミニ消防車を今回ご紹介いたします。 これらのミニ消防車は非常にユニークに出来上がっていますが、少ない予算の中では満足のいく車両は作る事が不可能です。そこで廃車となった軽四輪車やゴルフ場で不用となったカート車を寄附してもらい、ミニ消防車に改造していますが、消防職員の方々は勤務時間外や休みを利用して、自分達の手作りによって作成された車両がほとんどです。こんな苦労も子供達がたくさん集まって喜んでいる姿を見ると忘れてしまうようです。 大都市では消防イベントの際に限られた時間と人数によって、本当の消防車に体験乗車(敷地内)が出来るようですが地方の都市ではなかなか大変な事です。ミニ消防車は今後も数多くの子供達に乗車してもらい、火災予防の普及活動において活躍すると思います。
(北見地区消防組合消防本部/北海道) 「火消君」消防車です。ポンプ付で放水が可能です。
(石川市消防本部/沖縄県) ペダル式のクラシック車を感じさせられるミニ消防車です。
(掛川市消防本部/静岡県) バギー車を改造して後部に子供達を乗せて走る「消ちゃん」号です。
(田方地区消防組合消防本部/静岡県) スズキの軽四輪車を改造して作られています。大きな砲水銃が消防車の放水をイメージしています。。
(釧路東部組合消防本部/北海道) 乗車体験のための車両はいえ、とてもきれいな塗装に驚かさせられます。
(静岡市消防本部/静岡県) 消防車の花形であるハシゴ車のちびっ子車です。ハシゴを延ばした姿を見て子供達からの歓声が聞こえてきそうです。
(三田市消防本部/兵庫県) ゴルフカートを改造して作られたマスコット消防車「さんちゃん号」です。実際に走るのでイベントでは長蛇の列ができるほど人気があります。