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日本の救助工作車

昭和8年6月に東京消防庁神田消防署に専任救助隊が発足し67年が過ぎ、現在では全国に約1,530台の救助車が配備され活躍しています。

最近は都市構造が大きな変革を遂げ、救助内容も多様化し複雑化の度を深めています。その為、出動件数も増加しており救助資器材は基より救助隊員の専門的技術もレベルアップを図られて現在に到っています。

全国にはありとあらゆる設備を設けられた救助車がありますので、その一部をご紹介いたします。



ハイパーレスキュー、震災対策用救助車IV型。輸送機にも搭載することが可能な2t級フルタイム四輪駆動車のシャーシで不整地における走破性にも優れ、ウィンチ、照明装置の標準的救助資器材のほか電磁波による人命探知装置なども設備しておリ2台1組で活動するものです。

東京の都心部から離れた第8方面・武蔵野消防署に配置されている大型の救助車です。東京ではここの消防署と、下町地域の第6万面足立消防署に配置されており、それぞれこの大型救助車と普通の救助車と2台配置されています。対応する災害によって乗り換えをして出動するようです。(この車両は後部に大型のクレーンが装備されているのも特徴です。)
北見地区(北海道)消防署の救助車ですが、ニッサンディーゼル社の救助車です。雪の多い地域ですので四輪駆動車はもちろんのこと、スリップ事故等での事故車の復旧作業に実力を発揮する大型ウィンチが非常に目立つ車両です。

足立消防署に配備されている水難救助車です。河川や港湾における救助・救出を強化する為に水難救助隊が、東京では昭和9年から発足しました。大きな海水浴場等を受け持つ消防署などにも配備されていますが、専門車両は少なく通常の救助隊が兼務している所がほとんどです。

広島市消防局の救助車で5tフロントウィンチ、10tリアウィンチ、2.9tクレーン、夜間照明電源が装備されています。はしごなどの一般救助機具をはじめ、重量物排除・破壊・水難救助・呼吸保護具等の機具を積載し、あらゆる災害に対応できる様になっています。
東京消防庁の下町管内を受け持つ第71方面の城東消防署所属の特別救助車です。数多くの災害に出動する東京の救助隊は、コミック本にも物語として登場するほど有名で、セントバーナード犬のシンボルマークと稲妻の白ラインが特徴です。

築柴野消防署の救助車です。側面の稲妻マークも他の地区とは違ってすばらしいラインだと思います。特徴としては、大都市と違って小さい消防署では照明車を配置することがむずかしいので、救助車を製作する際に1台で2役を熟せるように設計して救助車を照明作業が必要な現場で照明車として使用できます。

船橋市消防局の救助車です。5年前の阪神大震災以後、救助隊の地域ごとの統制のとれた活動が必要となってきました。そこで日本の各都道府県をいくつかのブロックに分けて緊急消防援助隊が発足しました。各地域ごとに総合訓練が行なわれ各救助隊のチームワークは息がピックリ合っています。
非常にスマートで小型化された大阪市の救助車です。この車両はl・R・T(インターナショナルレスキューチーム)として海外での地震等の大災害に隊員だけでなく、救助車両も大型輸送機で運べるように設計されております。この小型救助車は大阪市の他に東京都、名古屋市、福岡市にも配置されています。

埼玉県入間東部消防署 ヨーロッパでは数多く見られるベンツのウニモグ車の消防車は日本でも致は少ないものの救助車の他にも色々な特殊車として使用されています。この救助車は日本機械が艤装した車両で他にも新居浜市と川崎市でも活躍しています。

いくつかの市町村消防が、お互いに力を合わせて広域消防として消防活動を行なっている地域が日本には多数あります。この比企広域消防も東松山市や嵐山町等7つの市町村が集まって構成されています。この救助車も側面の稲妻マークが、ひときわ目立ち救助車だという事が、一目でわかります。
相模原市消防本部の大型の救助車です。各都市では最近、救助隊でもシンボルマークを作成するようになり車両に描いたり、アームパッチとしても活用するようになって来ました。また車両側面にもそれぞれ工夫を凝らして、稲妻マーク等を描いています。

福岡市独特のバス型の救助車両です。運転席の後部には救助隊員が車内で災害現場へ向かう際にその災害に使用する資器材の選択
やチェックを行なうことが出来ます。また、水難事故等の際に隊員の着替えも出来るようになっています。

浦和市消防本部所属の救助車です。写真で見るよりも実車を目にした時の方がはるかに大きいと印象を持つ救助車です。照明装置も装備され四輪駆動ですので悪路走行も可能です。夜間の災害に出動して照明作業を行なうこともあるようです。
千葉市消防局の救助車です。千葉市をはじめ、各都市とも都市構造は大きな変革を遂げ、救助内容も複雑化の度を深め救助隊も都市災害に対応できるようにレベルアップを図る必要に迫られ一段と特殊救助器具も充実させるために最近はこのように大型化された救助車を多く見るようになってきました。