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日本の特殊な梯子車

東大阪市消防局 [大阪府]
東大阪市消防局
大阪府
10トン車4車軸の車両をベースにした国内最大の50メートル級の梯子車です。操作台は長時間疲れることなく、高所での梯子の監視・操作ができるように設計されています。日本では50メートルが最長ですが、ヨーロッパでは100メートル近くの梯子車もあります。
蕨市消防本部 [埼玉県]
蕨市消防本部
埼玉県
消防車メーカーの日本機械工業が製作した先端屈折の30メートル級梯子車です。四輪操舵の機能を持つこの車両の特徴は良く目立つ塗装にあると思います。夜間の出動時には事故防止につながります。
松本市消防本部 [長野県]
松本市消防本部
長野県
平成3年に配備されたこの梯子車は、大手消防車メーカーのマギルス社の低床式の珍しい一台です。全高が2.85メートルという低さで低いトンネルや橋の通行が容易に行えます。
・・車両イメージクリックで 拡大表示できます・
東京消防庁
東京都
通常の梯子車は、梯子操作時に放水を停止しなければなりませんが、この梯子車には、梯子下面に伸縮式の水管が装備されていますので、梯子操作時でも放水が可能です。
東京消防庁 [東京都]

日本においては、すべて輸入に始まって発達、発展し、さらに独自のものを開発、改良してきたことは、よく知られているとおりです。このことは消防用の梯子車を始め、消防機器全般についても言えると思います。

わが国の梯子車の歴史は、明治36年にドイツより輸入された救助梯子車に始まりますが、これらは二頭立ての馬車が曳引するものでした。本格的な梯子車の輸入は、大正に入ってから名古屋市がイタリア・フィアット社の車両、そして東京もドイツ・メルセデスベンツ社の車両を輸入しました。昭和に入りようやく国産化が始まり、ドイツの梯子車を参考に生産されるようになりました。また、戦後から他のメーカーでもアメリカ・マック社の梯子車を参考にした車両の生産も始まり、現在までユーザーの要望などで多種多様の梯子車が生産されてきました。梯子車というと高層建物の災害に対応する消防車両ですが、現在は高さも限界となり、機能性が重要視されています。より多くの命を確実に救助するため、梯子車も日々進化を続けています。その中で今回は変わった機能を持つ梯子車を紹介いたします。

松山市消防局 [愛媛県]
松山市消防局
愛媛県
この車両は松山市で活躍していたレスキュータワー車です。救助用の梯子部は東京のメーカーが製作して、ポンプ付の消防車両に艤装した車両です。救助袋が装備されており、一度に多数の人命救助が可能な車両でした。(現在は廃車)
東京消防庁 [東京都]
東京消防庁
東京都
上の車両と同じくレスキュータワー車と呼ばれ、梯子の架ていが困難な中層ビルの救助・消火用に開発されました。垂直伸縮8段式の15メートル級の梯子を装備し、作業台に取り付けられた3メートル張り出すタラップで多数の人を短時間で救助する事が可能でした。残念ながら更新されず廃車となりました。
東京消防庁ではこの小型梯子車を水槽付ポンプ車として配備しています。容量500リットルの水槽を装備し、大型車両の進入が困難な地域や、低層建物での迅速な人命救助・消火活動を行なえます。 東京消防庁 [東京都]
東京消防庁
東京都
土岐市消防本部 [岐阜県]
土岐市消防本部
岐阜県
高所作業車を消防用に改良した15メートル級の直伸式の梯子車です。車幅が狭いので道路が狭い地域の災害に対応できる土岐市自慢の梯子車です。

沼南町消防本部 [千葉県]
沼南町消防本部
千葉県
マギルス社製の梯子車で、30メートル級の先端屈折型です。ビル等の救助・消火の際、障害物を乗り越えて消防活動が行なえる梯子車です。
香芝・広陵消防組合消防本部 [奈良県]
香芝・広陵消防組合
消防本部
奈良県
最新鋭の先端屈折型の30メートル級梯子車です。梯子の先端が約3.3メートルm屈折することにより、フェンスや手すり電線等の障害物を避け、建造物の屋上まで接近して救助活動を行います。
岩見地区消防事務組合 [北海道]
岩見地区消防事務組合
北海道
クレーン用のシャーシを基に製作された30メートル級の梯子車です。4WDSを採用する事により普通の梯子車の約半分の最小回転半径を保ちカニのように斜方への平行移動が可能な梯子車です。

いわき市消防本部 [福島県]
いわき市消防本部
福島県
全国的に普及してきた日本機械工業のシグマ式27メートル級の梯子車です。屈折機能と伸縮機能を備えているので、災害現場では長いリーチを活かした作業が行え、特に狭い場所で威力を発揮します。
大垣市消防組合消防本部 [岐阜県]
大垣市消防組合
消防本部
岐阜県
2節・3段伸縮式の20メートル級の梯子車です。屈折式のブームを垂れ下げる事ができるので、橋の下など車両の入り込めない場所での救助・消火活動が可能です。
釧路市消防本部 [北海道]
釧路市消防本部
北海道
小型車の高所作業車を製作する愛知車両が消防用に開発した高所救助車と呼ばれる車両です。最大地上高は12メートルで、低層階での救助活動において威力を発揮します。

入間東部地区消防本部
埼玉県
最も小型の梯子車です。小型ポンプ車と同じサイズの車両に10メートル級の梯子とポンプを装備していますので、通常の消火活動もでき、小回りの利く梯子車としても様々な場面で活躍します。
海老名市消防本部 [神奈川県]
海老名市消防本部
神奈川県
2~3階建ての家屋が多い住宅の密集地は、道幅が狭いうえに道路の障害物等で、車両の進入が困難です。このような小型梯子車は機動性が高く、狭い場所でも容易に進入できます。
神戸市消防局 [兵庫県]
神戸市消防局
兵庫県
高所活動車と呼ばれるこの梯子車は、最大地上高15メートルの車両です。中高層建物における災害に対して、広い作業デッキに乗り込んだ隊員が放水・救助・照明等の各活動を有効に行うことができます。