FIRE RESCUE EMS > 消防情報 > 消防車両紹介 >

デンバーの消防車両

ラダートラック
ラダートラック
ステーション8所属の30メートル級梯子車です。梯子の先端にプラットホームは装備されていませんが、大口径の放水銃が装着されています。中高層建物の火災には、現場到着と同時に消火栓より水を汲み上げて、迅速な消火活動に当たります。
ファイアーチーフカー
ファイアーチーフカー
消防本部や消防署に配備され、大隊長や署長、さらに各担当部長が、大規模災害発生時に現場へ出場する際に使用する指揮官用車両です。ほとんどの場合、出場する本人が運転し、的確な判断で現場への指示を無線で行います。
マウンテンレスキュー
マウンテンレスキュー
将来導入が予定されている山岳専門の救助車です。ロッキー山脈を始め、コロラドの大自然における救助活動には必要不可欠な車両です。写真の通り四輪駆動車で山岳救助専用のあらゆる資機材が多数積載されています。
レスキューチームトレーラー
レスキューチームトレーラー
ステーション1に配備されている
倒壊災害専用の救助資機材運搬車です。
ラダートラック
ビール運搬用のトレーラーの中古車を改造して製作されました。ビルや住宅などの建造物倒壊時の救助作業に当たります。移動式の小型クレーンや瓦礫除去機材、ノコギリ等の大工道具も積載されています。

アメリカ・コロラド州のロッキー山脈の裾野に広がるデンバーは、約50万人の人口を有する中西部の中心都市になっています。アメリカの自然観光地の中でも常に上位に挙げられており、スキーやハイキング、フィッシング、ボート乗り、イカダ下りに登山と、様々なアクティビティが楽しめる都市としても有名です。デンバーの消防組織は、30の消防署と約920名の消防隊員を有し、50台の消防車両や5機のヘリコプターなどで街の安全を守っています。
年間の火災や救助の出場件数は約4千件、救急出場は8万件を数えます。また、デンバーの消防本部に、は全米で10ヶ所しかないFEMA※(連邦危機管理庁)の地域事務所が置かれています。
FEMAは、大規模な災害で州政府の対応能力を超える場合に、大統領の権限(非常事態宣言)が発動された際の拠点となり、州政府や地方公共団体と調整を図りながら、被災地支援、応急復旧活動を迅速かつ的確に実施するための諸権限が与えられている機関です。今回はそのデンバーで活躍するホワイトカラーを基調とした消防車両を紹介いたします。
※FEMA:Federal Emergency Management Agency

・・車両イメージクリックで 拡大表示できます・・
ラダートラック
ステーション27に配備されている30メートル級の梯子車です。米国では、ほとんどの梯子車が30メートル級で、日本とは違ってポンプを装備しています。この車両には大きなプラットホームが装備され、消火と救助活動が迅速に行えます。
ウォーターレスキュートラック
ウォーターレスキュートラック
白が基本色のデンバーの消防本部で、このブルーの大きな水難救助車は一際目立ちます。ステーション1に配備されているこのバス型の車両は、州警察がコマンドカーとして使用していたものを譲り受け、水難救助用に改造したものです。
ラダートラック
ラダートラック
この車両は2のやや小型の梯子車です。65フィート(約20メートル級)まで梯子が延び、リフターは装備されていないので、消防隊員は梯子を一段ずつ昇って行きます。サイドにシャッターは無く、ポンプが装備されている事がよく判ります。
バキュームユニット&トラック
下水や沼等の泥や汚泥に埋まった際に、バキュームで吸い上げるタンク設備を搭載したトレーラータイプの埋没救援車両(写真1,2)と、埋没救援車両を現場まで牽引する大型ダンプトラック(写真3)です。現場で吸い上げられた泥や汚泥は、ダンプトラックに積み込んで処分場まで搬送します。これらの車両はステーション6に配備されています。
バキュームユニット&トラック
バキュームユニット&トラック
ポンパー
ポンパー
ステーション1に配備されたポンプ車です。現場の第一線で活躍する消防車の代名詞とも言えるポンプ車は、緊急通報を受けて一番に飛び出して行きます。火災はもとより救助や事故の現場等あらゆる災害現場に出場します。
オペレ-ションカー
オペレ-ションカー
現場指揮本部の要となる指揮隊用車両には、捜索活動や救助活動の効果的な運用や、部隊の編成や応援等を現場で的確に指示を出す指揮チームが乗車します。地域によって使用する車両は、トレーラーやバスタイプのものなど様々です。
ハズマットトラック
ハズマットトラック
NBC災害に対応するステーション1所属の特殊災害対策車です。米国同時多発テロ事件での災害をはじめ、テロ行為の驚異が高まっている米国の各消防本部での導入が増えています。劇薬の中和も行えるこの車両は、政府の高官等の来訪時には必ず出場し、警戒体制を取ります。
パラメディックカー
パラメディックカー
アメリカの一般的な救急車です。夜間はオレンジのラインが光に反射して遠くからでも緊急車だと判る塗装になっています。出場件数は1日約10件で、救命士2名が乗車して出場します。デンバーでは、救急隊員は警察の管轄となっています。
ハズマットトラック
ハズマットトラック
2008年8月にデンバーで開催された国際消防長会議の展示館で紹介された新型の特殊災害対策車です。この車両はステーション1の更新車両として使用される予定になっています。ステーション9にも殊災害対策車が配備されており、2台体制で市民をNBC災害から守っています。
EMSコマンドカー
EMSコマンドカー
大規模な災害で大量の傷病者が発生した際に出場する救急指令車です。現場の最前線に立って救急隊等に的確な指示・指令を行い、円滑に傷病者を臨時応急施設や病院に搬送する統括作業に当たります。また、現場の最前線では要救助者のトリアージを行う場合もあります。
クラシックエンジン
クラシックエンジン
約40年前のこのボンネット消防車は、廃車になっても消防資料館に展示されています。エンジンはまだ動くので、イベント等では実際に走行してパレードに参加したりします。米国では多くの消防本部で廃車となった消防車両を保存・展示するなど、後世にその勇姿を遺しています。