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阪神・淡路大震災を教訓に発足した緊急消防援助隊。
活動技術や指揮活動能力の向上を目的に、毎年、地域ブロックごとに合同訓練が実施されていますが、さらに大規模でより本格的な訓練として、5年ごとに全国合同訓練が実施されています。 |
| 発足直後の平成7年に第1回訓練が東京都で行われ、今年度は第4回緊急消防援助隊全国合同訓練として愛知県知多市において震度7の地震が発生したとの想定で実施されました。緊急消防援助隊は平成22年4月1日現在で4264隊が登録されており、今回の全国合同訓練では「東南海・南海地震における緊急消防援助隊アクションプラン」に基づき、全国から417隊、約2100名の緊急消防援助隊が集結。部隊参集訓練、消防応援活動調整本部運営訓練、野営訓練、部隊運用訓練などの各種訓練を行いました。従来であれば1日目が参集日、2日目が部隊運用訓練という流れになりますが、今回の訓練ではより実践的なシチュエーションをイメージ。部隊運用訓練では参集後直ちに訓練を実施する「夜間訓練」が行われました。 |
| また、地域ブロック訓練では定番になっている「ブラインド型訓練」の手法が取り入れられ、参加部隊に事前に訓練内容の公表を行わないことでより実戦的な訓練が目指されました。 |
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開催日
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想 定
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参加規模
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| 第1回 |
平成7年
11月28・29日
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首都
直下地震想定
開催地:東京都
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参加消防本部:98本部
隊員数:1,500名 |
| 第2回 |
平成12年
10月23・24日 |
首都
直下地震想定
開催地:東京都 |
参加消防本部:148本部
隊数等:206隊1,922名 |
| 第3回 |
平成17年
6月10・11日 |
東海地震想定
開催地:静岡県 |
参加消防本部:206本部
隊数等:386隊1,953名 |
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部隊参集訓練では実災害時における部隊参集から活動までの、一連の流れで訓練が実施されました。
今回の訓練はブラインド型訓練として、参集場所としては、アクションプランで定める進出拠点が示されているのみで、それ以降の県内進出拠点や野営会場については、進出拠点に到着して指示を受けるまでわからないという実戦的なもの。また、従来であれば参加隊員全員が協力して野営準備に取り掛かるところですが、今回は夜間訓練を平行して実施することで、後方支援部隊は単独でテントの設営や食事の準備といった後方支援活動の準備を行わなければならず、夜間訓練に参加する実働部隊は夜間訓練終了後に野営訓練会場入りすることで、「活動してから野営」というスタイルを取り入れ、より実災害に近いシチュエーションで訓練が行われました。 |
夕闇が迫る訓練会場。
夜間訓練参加部隊が続々と会場に進入してくる。 |
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木造家屋倒壊事故救出訓練の現場。
1階部分が座屈した家が並ぶ。
ベランダ部分に投げ出された要救助者が助けを求める中、救助部隊が到着。現状把握を始めると、この段階でようやく現示係より想定や状況が伝えられる。 |
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活動部隊が集結。 指揮支援隊により
任務分担が言い渡される。
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| 足場もきわめて不安定な現場で、いよいよ本格的な救出活動がスタートする |
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1階部分が座屈し、倒壊危険のある建物群。活動に際しては救助用支柱器具によるショアリングが実施され、安定化した後に内部進入が行われる。 |
共同住宅の玄関ドアを開放し、
各部屋の人命検索をかける。
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| 地震による土砂崩れにより、家屋や道路を走行していた自動車、地下坑空間が被害にあったとの想定。目前には土の山がいくつも並んでいる。 |
わずかなスキマから転覆車両内部の人命検索を行う隊員。
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活動に当たってはまず一定の土砂を取り除かなければならない。人海戦術的作戦により、車両を覆う土を取り除いて行く。 |
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| 関係者からの情報もとに、要救助者の居るポイントを検討。各隊に任務分担が行われる。 |
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活動を共にする各救助隊が、隊長レベルでのミーティングを行う。 |
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各救助部隊が分担し、それぞれの現場に望む。
土砂に埋もれた現場は、状況の確認さえも困難にする。
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| 土砂の直撃を受けた家屋。わずかに顔をのぞかせる建物壁体に開口部を設定し、内部進入を図る。 |
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転覆車両を救助工作車のクレーンで確保し
隊員らが車内へアプローチする。
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空気呼吸器を着装し地下坑空間への
アタックを試みる隊員たち。
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倒壊家屋の内部で要救助者を発見。
直ちに収容し、救出を開始する。
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| 直接存在を確認できない要救助者が残っていないか、電磁波探査装置にて人命検索をかける。検索しては救出。活動は陽が完全に沈んでからも続く。 |
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