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2003年 東京国際消防防災展



2003東京国際消防防災展
メインイメージ

自治体消防制度創立55周年という節目にあたる平成15年11月20日~23日の4日間、東京都江東区有明にある「東京ビッグサイト(東京国際展示場)」において、「見て、触れて、体験して」子供から大人までが楽しみながら防火・防災や応急救護を学べる参加体験型展示会「2003 東京国際消防防災展」が開催されました。

平成15年は国内で大きな地震が頻発し、大規模な工場火災といった社会的に大きな影響を与える災害も相次いで発生しました。また、南関東直下の地震の切迫性の指摘、都市構造の急激な変化、火災による死者の増加、高齢化など、消防を取巻く環境は極めて厳しく、緊急な課題が露呈されています。

防災展では安全と安心を高めるため、「防災は皆で築くもの」をコンプセントに住民・企業・行政などが一層の連携を深め、参加・体験することにより防火・防災の知識の高揚と、地域の防災行動力の向上を図ることを目的としています。企業出展においては、最新の消防防災機器・システムなどが展示・紹介されました。
「消防・防災」は、安心して暮らせるまちづくりに欠かすことの出来ない最も重要な課題。会場には連日2万人を超す来場者がつめかけ、関係者のみでなく一般の方々も来場。消防の力強い姿とこれからの消防・防災に触れることにより、防災意識の高揚にも貢献したようです。
←開会式では(社)江戸消防記念会による「梯子乗り」や「木遣り」などの 江戸消防伝統技芸が披露されました

→都民代表としてタレントのMEGUMIさんもテープカットなどに参加。消火器の取り扱い体験などをしました。


東京消防庁行政展示エリア
江戸開府400年を記念し、「江戸から未来へ」というテーマのもと、江戸火消しから救助ロボットまで、時代の流れを追って消防の歴史が展示されました。
アーレン・フォックス消防車。フロントの球体が特徴的です。
スタッツ消防車。1924年~1953年まで活躍し、現在は消防博物館で展示されています。

奥から明治・大正・昭和のそれぞれの時代の防火服。時代の流れを感じさせます。

最新の消防ロボットも数多く展示されました。こちらは遠隔操作式消火装置の「ジェットファイター」。洞道火災や地下街火災で、消防隊員が接近困難な火災の消火手段として使用します。
こちらは偵察ロボットの「ファイアーサーチ」。濃煙や有毒ガス等で消防隊員による建物の内部状況の確認が困難な災害に対して、遠隔操作により情報収集を行い、消防活動を支援します。
無人走行放水車「レインボーファイブ」。主に石油コンビナートや航空機、タンクローリー等の危険物火災、強い放射熱を発生する大規模火災及び爆発危険のある火災等、消防隊員が接近困難な災害に対応するロボットです。

屋外エリア
屋外エリアではヘリコプターも登場する大規模な消防訓練が行われました。
はしご車の体験搭乗も大人気。長蛇の列ができました。

昔懐かしいレトロ消防車と、当時の服装をまとった隊員のみなさん。 写真は昭和15年~22年に活躍した「ニッサン180」標準消防ポンプ自動車。

昭和45年~60年に活躍したレトロ消防車の代名詞ともいえるいすゞTXボンネット消防自動車。当時の車両は、隊員が飛び乗り易いようにドアがありません。
東京消防庁消防学校で初任科教育を受ける生徒による行進披露。「ちびっこ観閲官」の厳しい目が光ります。
防火服を着ての記念撮影。
観光地でおなじみの「顔出しパネル」の消防版です。 消防車カートも大人気!
ロープワークの体験コーナー。「ロープの魔術師」である救助隊員の皆さんに、ロープワークを教えてもらえます。 屋外エリアの煙体験。煙が充満したテントの中を通過するだけですが、視界を奪われるとなかなか前へ進めません。 会場には、陽圧型防護衣を着けた隊員の方の姿が。子供たちも興味心身に手を振っていました。

屋内エリア
屋内エリアには心肺蘇生法の学習や消火器による初期消火の体験が出来るコーナーが設置されました。

米海軍横須賀基地
消防隊火災訓練
米海軍横須賀基地消防隊による「航空機火災を想定した消火訓練」が、基地外で初めて実施されました。
実際に大きな炎を使っての大迫力な訓練は、本番さながらの緊迫感の中行われました。
猛火に包まれるシュミレーターに車上から放水が行われます。
←続けて筒先を手に内部進入。人命検索と消火活動が繰り広げられます。
→MAFTと呼ばれる航空機火災訓練用シュミレーター。
各所からプロパンガスによる炎が出せます。

米海軍横須賀基地消防隊
の屋内展示エリア
「スーパー化学消防車」や資機材などが一般公開されました。
米海軍横須賀基地消防隊のマスコットキャラたち。実はラジコンで動きます。

展示エリア
展示エリアには、最新型の消防車や資機材などが多数展示されました。
35m級先端屈折式はしご車のMLJSD5-35。富士重工業と日産ディーゼルの共同開発した車台にモリタが艤装を行った最新鋭のはしご車です。
モリタの40m級伸縮水路付はしご車のMLGS5-40W。梯体裏に水を送るパイプを設けています。
イベント
イベントステージではキャラクターショーや消防音楽隊によるコンサートが行われました。

話題の「消救車」。ポンプ車と救急車が合体した車両です。
モリタのCAFSPER8。高性能な泡消火装置により、
肌理の違う2種類の泡を放射することが可能です。
日本機械工業のΣ型はしご車。16m級の同車は、車体サイズやアウトリガの張り出し幅を狭くすることにより、狭隘地でも運用できるように工夫されています。 日本機械工業が開発した完全完結型水槽付2輪消防車「MistDragon(ミストドラゴン)」。250ccスクーターにPTO駆動の高圧消火装置と水槽を備えています。 吉谷機械製作所のII型救助工作車。道交法に則った朱色でありながら、視認性の向上を目指し、オレンジ色に近い塗色を採用しています。
近鉄モータースが代理店をつとめる、イベコ・マギルスはしご車。
モリタの屋内展示ブース。
はしご車やポンプ車、空港用大型化学車が展示されていました。
日産自動車の最新型高規格救急車「パラメディック」
屋内ブースには様々な最新型資機材が展示されました。写真は高度救助資機材の画像探索機I型など。(コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド) バッテリー駆動型のスプレッダーやカッター。従来より取り扱いが容易になりました。
(船山株式会社)

船山株式会社の照明システム。東京消防庁のマスコット、キュータの形をしています。

フラッシャータイプの警光灯でおなじみのウィレンの展示ブース。(株式会社ホルムス) 消防車両用の座席として普及する「空気呼吸器取り付け装置一体型シート」。写真は平和機械(株)が輸入・販売を行う「BOSTROM(ボストロム)社」のシート。後部座席用は座面が折りたためます。

我々シグナルも出展し、多数のお客様におこし頂きました。誠にありがとうございました