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第16回 全国女性消防操法大会 2003


平成15年10月23日、神奈川県横浜市の日本消防協会中央消防訓練場(横浜市消防訓練センター)において、女性消防隊の軽可搬ポンプ操法日本一を決める「第16回全国女性消防操法大会」が開催されました。
この大会には、全国47都道府県を代表する女性消防隊47隊(329名)が参加し、郷土の名誉と期待を担って日頃の訓練成果を競います。女性消防隊の誕生は古く、明治30年代に漁村・僻地等の男子不在中の防火・消防活動を担うため組織されたと言われています。その後、戦時防空体制下では全国各地で大きな役割を果すなど、地域防災の一翼を担ってきました。近年では産業経済の変革等に伴う社会機構の変動により、男子消防団員数の減少傾向が見られる中、女性消防隊に寄せる地域の期待はより一層高まっています。

女性消防隊は現在、全国に7,500隊程が組織されています。家事・育児等のかたわら、家庭の火災予防はもとより、初期消火活動、災害現場での救護・給食活動といった「女性の特性」を発揮して幅広い活躍をしています。
大会に参加した1隊7名(隊長1名、指揮者1名、1番員から4番員まで各1名、予備隊員1名)の出場隊員は、連日の訓練を乗り越え集結した選りすぐりの隊員たち。軽可搬ポンプ(D-1級)と3本のホースを使用し、5名の隊員が協力し合い、手びろめによる二重巻きホースを一線延長。ポンプのエンジンを運転し標的に放水、2つの標的を落とす時間と行動、操作、安全性、士気、規律、機械器具の精通等を審査し、操法技術を競いました。
ここ数年は大会日は雨に見舞われ、コンディションも最悪。しかし今年は久々の快晴となり、持ち前の技術をいかんなく発揮し、高記録が次々と飛び出しました。
これには全国から駆け付けた約3,000人の「応援団」も大興奮。結果発表の度に大歓声が巻き上がりました。


開催日時
平成15年10月23日(木)
開催場所
 日本消防協会中央消防訓練場
(横浜市防災訓練センター)
神奈川県横浜市戸塚区深谷町777
第16回全国女性
消防操法大会の成績

優勝/岐阜県・古川町女性消防隊


優勝隊(1隊)への内閣総理大臣賞・日本消防協会会長賞、準優勝(2隊)への消防庁長官賞・日本消防協会会長賞等に加え、今年からは技術・防災意識の向上を目的とした「優秀選手賞」として個人表彰も行われました。

優秀選手賞
優秀選手賞
岐阜県 古川町女性消防隊
[指揮者]井谷 佳子 隊員
優秀選手賞
山形県 飯豊女性消防隊
[4番員]鈴木 忍 隊員
優勝と優秀選手賞なんて夢みたいです。去年の今頃から訓練を始め、最初は1週間に1日、それが大会が近づくにつれ、3日、4日と増え、最近では週6日。スピードより「規律正しく美しく」をモットーに訓練を重ねてきました。本番では過去最高の「52秒台」を出せました。今回の結果を胸に、地域の方のためにもがんばっていきたいです。 悔いの残らないよう、精一杯がんばり、練習通りの結果が出せました。今年の5月頃にメンバーが決定し、それからは毎晩のように1日2時間以上の訓練を重ねてきました。呼吸もぴったり揃い、最高のチームに成長できました。この成果を女性消防隊の活性化につなげ、地域防災に取り組んでいきます。
Reported in 2003.