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第20回 全国消防操法大会 2006

広島県福山市消防団の藤井指揮者による力強く高らかな選手宣誓。
日本消防協会片山会長による主催者挨拶。
会場を激励にまわる片山会長
開催日時
平成18年10月19日(木) 午前9時~
開催場所
兵庫県立広域防災センター(兵庫県三木市)
全国の消防団の「消防操法日本一」を決める第20回全国消防操法大会が、去る平成18年10月19日(木)、兵庫県三木市の「兵庫県立広域防災センター」において開催されました。今大会は阪神・淡路大震災から10年を経過して実施される最初の消防操法大会であることを踏まえ、はじめて首都圏を離れての開催となりました。
会場には過去最高の6,000人以上が集結

全国消防操法大会は2年に一度開催されている消防団の「甲子園」。全国47都道府県の代表が一同に会して、消防操法の技を競い合います。

今年は出場隊や応援を含め過去最高の6,000人以上が会場に集結し、澄み渡る秋晴れの最高のコンディションのなか盛大に開催されました。開会式では日本消防協会片山会長が主催者挨拶を行い、各都道府県出場隊の旗手に見守られる中、広島県福山市消防団の藤井指揮者の力強い選手宣誓により大会が幕を開けます。操法競技はポンプ車の部と小型ポンプの部ごとにコースが分けられ、熱戦が繰り広げられました。
両部門とも前方約60mの位置に置かれた標的を火点と想定し、ホースを延長(ポンプ車の部は二線延長・小型ポンプの部は一線延長)して放水を行い、その活動について各隊員の規律、操作要領、行動・操作全般及びホース延長ならびに有効放水の所要時間について審査されます。隊員たちによるきびきびとした操法に、会場を埋め尽くす多くの人々からは歓声やエールの声が上がり、会場は終始熱気に包まれていました。

第19回 全国消防操法大会成績順位表

大会に合わせて交流物産展「物と心の交流広場」も開催。兵庫県内外の消防団員がつくる各地の特産品を集めての販売が行われ、全国から集まる選手や応援団の交流の場としてにぎわいました。また、会場に隣接する実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)の一般公開や、三木総合防災公園では「復興の歩み展」「備蓄施設・物資の公開」など盛りだくさんの内容でとりおこなわれました。


人口1,000人程の小さな集落を管轄する私たち能登町消防団三波分団が、ポンプ車操法を本格的に始めてから20年程が経ちます。その間、第12回、13回全国消防操法大会に連続出場しましたが、全国の壁は想像以上に厚く、全く歯が立ちませんでした。その後10年間は、団員不足もあり低迷しましたが、今のメンバーが入団してからは、着々と力をつけ石川県大会三連覇、前回の第19回大会では準優勝に入りました。

しかし、それに満足せずここ2年間は毎日のように練習を重ねてきました。練習の合間には、目の前に広がる能登の海(日本海)の魚を肴に酒を飲み、操法の話に明け暮れ色々な情報交換をしています。その甲斐もあってか、今大会では不安や緊張の中でも最高の操法ができ、優勝することが出来ました。今後は新メンバーを加え新たな気持ちで挑戦しようと思います。

 
優勝旗を受け取る能登町消防団三波分団の選手。
消防庁長官表彰として優勝チームには
表彰状、金メダル、優勝旗が授与されました。

消防団は地域防災の担い手であり、住民から求められる期待はことのほか高いものです。そんな使命感をそれぞれの団員が胸に一致団結し、日ごろからあらゆる消防訓練を実施しています。ポンプ操法は消防団活動の基本とするもので、協調精神を養う上でも特に力を入れています。出雲市出雲消防団の予選では16分団のチームと技を競い、さらには島根県の厳しい予選を勝ち抜き、全国大会の出場権を得ました。出場をするからには目標を優勝と定め、全国の精鋭と技を競い優勝するためにも、訓練をはじめる前に腹筋・背筋・腕立て伏せ・50メートルダッシュなどの筋力トレーニングを行い、心身の鍛錬に努め、消防精神に徹し、消防技術練磨に専念してきました。

その結果、念願の優勝という目的を果たすことができました。全国の消防団員の皆さん、今後とも郷土を守る一員として互いに研鑽していきましょう。


出雲市出雲消防団では
前大会準優勝の鳥取県伯耆町消防団へ
視察訓練を行いました。
写真提供/出雲市消防本部

Reported in 2007