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アメリカ カリフォルニア州 ロングビーチ消防署

 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロングビーチ消防署
Sep.1999

【ロングビーチ】 L.A. から南へ車で約1時間15分位にある臨海都市。9kmに及ぶ美しい海岸があったことから名付けられ、古くからリゾート地として賑わっていた。今では世界的にも重要な、太平洋側の機器、衣類、食品等の輸出・入の大きな貿易港として、また、全米No,1の石油工業地帯、全米No,8のゴミ処理場(FBI がカリフォルニア州のコカイン、マリファナ等のドラッグを焼却処分したりするほど)等特殊な地区が混在する工業都市にもなっている。

消防エンジニア3名、救急救命士2名、小隊長1名、大隊長1名(計7名)。ロングビーチの中央部に位置し、一戸建て住宅やアパート、中小企業等がある地域をカバーしている。
ファイアーボート「チャレンジャー号」
噴出口計5本で1分間に10,000ガロン放水することができる。火災の内容により海水とケミカル用の選択ができる。

乗組員
キャプテン 1人
コックピット/ボートオペレーター 1人
デッキ/ファイアーファイター 2人
船内機械室/エンジニア 1人

 

先日、強盗が車で逃走中海に転落し、強盗2人が海上で溺れていた。 チャレンジャーにRESCUE隊とFBIが乗って救助と逮捕に向かったが、1人が抵抗したためFBI が1人を射殺、1人はRESCUEの救助のあと FBI に捕まり現在服役中。海上での緊急時にはPOLICE やFBIと同乗する事もある。
ロングビーチ全体で
CALL911(電話)が年間約50,000件
出動内容
・約42,500件(85%)パラメディック
・約7,500件(15%)火災・その他
CALL911 受信 コールテーカー
無線    発信 ディスパッチャー
AM8:00~翌AM8:00の24時間勤務を1ヶ月で10回のシフト。1シフトでSTATION 10では、平均15回位の出動がある。
(1ヶ月間で約150回出動)
EMERGENCY CALLが入れば、どんな場合でも出動時には FIRE ENGINE とAMBURANCEは一緒に出動する。

駐車場の壁には、当然の様にバスケットゴールがある。

BATTALION CHIEF(大隊長/いくつかの消防署を統括管理)ゲーリー・マクミランさん。

地域住民や観光客もビーチに訪れ、穏やかな時間をすごせるのもファイアーファイター達のおかげだ。
 
自宅で倒れた老婆のもとへパラメディック出動。現場で処置をし、命に別状はなかったが精密な検査の為、病院へ。
 
パラメディック出動 CALL911(電話)が入り、それをコールテーカーが受信し、ディスパッチャーが詳細を無線で最寄りの署へ発信する。出動時にはCODE3(サイレンを鳴らす)で現場まで急行する。パラメディック隊員が初診で重体と判断すれば、CODE3(サイレンを鳴らす)で病院に搬送するが、軽度ならCODE2(サイレンは無鳴)で一般車輌と同じように、赤信号では停車して病院まで搬送する。
 

ゲーリーさんの運転する車は
COMMAND VEHICLE(指揮車)だ

全ての無線に対して、30分に1回故障していないかどうかディスパッチャーから無線テストが入る。そうする事によってEMERGENCYの時に署内の隊員や消防車・救急車への正確な指令が発信できる。

弱い薬品は、署内の棚(左)にノーロックで置いてあるが、強い薬品は救急車内(上)や別の棚にロック付きで入れてある。鍵はパラメディックの隊員のみが持っていて、毎朝必ず数量のチェックをする。
右側の消防エンジニアのルシオ・アンドラーデさん(29)は、過去にヘルメット無しで荒れ狂う建物火災に強行突入し、高齢の男性を救出したことがあると言う。そんな彼も今日はジャクソンさん(36)とランチ当番。彼達の署での食事は全て自炊だ。朝、昼、夕食、おやつまで作る。
地域住民と密着しているので、時々子供達がFIRE STATIONに遊びにくる。遊びに来た子供達の希望により、放水の指導。子供達は大感激! 
彼等は愛車に所属の消防署のステッカーを貼っている。自分がFIRE IGHTER であることに誇りをもっている。

ここが彼等のベットルームだ。所属によっていくつかの部屋に分けられており、女性の消防士が配属されても問題なく生活できるようになっている。深夜になってCALL911(無線)が鳴るとパラメディックとファイアーファイターの部屋の電気がつき、ディスパッチャーから無線が入ようになっている。

「我々は非常に地味な存在であり、危険を冒して地域住民の救助を行うのが我々の仕事である。」と彼らは語る。 

Reported in 1999.