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アメリカ ニュージャージー州 モントクレア消防署

 アメリカ合衆国 ニュージャージー州 モントクレア消防署

マンハッタンから、ハドソン川を挟んで約16マイル(約25.7km)の所でワンチャング山の東斜面に位置しています。アッパーモントクレア( Upper Montclair )と言う町の名前の由来は1860年代からこの辺りにあった郵便局の名前をそっくりそのまま町の名前としました。過去には、トーマス・エジソンも住んでおり、全米の中で最も多くの移民者が住んでいる町です。1880年~1930年の50年間に人口が5,147人から42,017人に増加し、現在もアフリカ、アイルランド、ドイツ等様々な国からの移民者が増えています。マンハッタンへは、バス・電車等の交通の便が良く、高台なのでニューヨーク市とニューヨーク湾の素晴しい景色を望むことの出来る緑の多い生活環境の良い町です。

1901年に建てられたこの署は、近隣では一番古く、現在は歴史的建造物(Historic land mark)に指定されている。そのため内装や外壁の色を換えたり、建て増ししたりといった事は一切許されず、建設当時のままを維持する事が義務ずけられている。しかしドア(シャッター)だけは日々の重労働に耐えられず何度か取り換えらている。

この日の勤務していたのは前列左から、ジョン・ハーマン(副隊長)、クリス・ルッソ(消防士)、ライアン・マローン(消防士)。後列左からリチャード・サントーラ(消防士)、スティーブン・ミッシャ(隊長)、レニー・パスカリッチオ(消防士)、ケビン・グリーン(消防士)の7名。

 

彼等が手持っているカードは、ニュージャージーの消防署や警察署の署員個人個人が持っていて、署の電話番号、署員の顔写真、署員からのメッセージなどが入っている。カードは署から支給されるものではなく、地元の企業がスポンサーとなって作ってくれるもので、署を訪れた時や各学校での防火訓練、各季節ごとに催されるお祭りの時などに子供達に配られる。これは子供達に誰が何処の署で働いているのかを知ってもらい、事故や事件が起こった時に消防署員や警察官に連絡をとりやすくするためのものだ。アメリカではドメスティックバイオレンス(虐待)が頻繁に起きていて、なにも抵抗することの出来ない子供達が犠牲になっている事が多く、12才以下の子供が留守番することは法律で禁じられている。13才以上なら大丈夫かというとそうでもなく、留守番中に事故が起きたり、不審な人物が家の周りにいたりと子供に対しては危険な事が多い。そういった時、子供自身の安全を守る為に電話番号入りのカードは重要な役割を果す。

現場で真っ先に火の中に飛び込んでいくのはファイアーファイターのレニー。彼の持っている真っ黒になったヘルメットがそれを物語っている。

火災現場で煙の向きを変える為に使用するファン。 シンプルできれいに整頓されたキッチンである。冷蔵庫内や戸棚に置いてるものはさすがに日本の家庭とは違い、冷蔵庫の中にはターキー(七面鳥)がある。夕食のメニューはチキンやパスタなどが多く、夏になると署の裏でバーベキューをすることもあるらしい。
トレーニングルームで、ケビン・グリーンさんが持ち上げているバーベルの重さは315ポンド(約140Kg)。 緊急時にはお馴染みの滑り棒。これを緊急時に使用する人はあまりいないとのこと。

Reported in 2000.