FIRE RESCUE EMS > 消防情報 > 海外消防レポート > 

アメリカ カリフォルニア州 サンノゼ消防署

 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ消防署
サンフランシスコの南東部約80Km、サンタクララバレーに位置する。1777年にスペイン人、ホセ・ホォアキン・モラガがカリフォルニアで最初の入植地として開拓を始めた為、この地はプエブロデサンホゼデグワダルーペと名付けられた。以前州都に制定されていた時期もあった。この地域は採金地として発展、また鉄道が引かれてからは農業が発達し、都市が発展してきた。
現在は果実やワインなどを生産する豊かな農業地帯でありながら、一方ではコンピューター産業で知られるシリコンバレーの様に電気製品、航空宇宙産業及び、自動車産業のパーツ製造プラントなどの製造業、また食品加工業といった様々な産業の発達が著しい。都市部ではサンフランシスコ湾岸地域に現在も拡大し続けている。

SAN JOSE 市と岡山市は姉妹都市で交流があり、本部のバタリアンチーフのオフィスの壁にはハッピが大切に飾ってあった。

SAN JOSE市内中心部

太平洋側の山は雨が降るので草木が茂る

内陸部側の山は乾燥していて緑が少なく、枯れ草が多いので山火事が多い

プロアイスホッケーチーム、SAN JOSE SHARKS のオープンスタジアム

右側の車両は古い消防車をプロアイスホッケーチーム、SAN JOSE SHARKSをモチーフにして改造し、防災運動・パレード等で活躍している。全米でもこのような消防車は珍しい。SHARKの目がウィンカーになっていたり両サイドに大型ウーハー、テールの電光掲示板で防災に対するメッセージが送られ、市民の心に強烈に残る。


SHARK を署の前に停めていると、近所に住んでいる親子がスナップ撮影。大人気の SHARK を見ることができて子供達は大喜び!!

現役の消防車にもSHARKの
背びれが入っている

街中にある消火栓
なんともアメリカらしい

署に初めて訪れた人を必ず出迎えてくれるのがペットのMARV君。でも恥ずかしがり屋でおとなしい彼はふだんは巣の中でシッポしか見せてくれないが、近くで見ようとした途端に箱が開き、MARV君が元気に飛び出してくる。
なんとそれは手作りのびっくり箱だったのである。作りは単純なものだがリアルに仕上がっていて皆、度肝を抜かれる。この署にMARV君がいるからこそ、署内は笑いが絶えず、いい雰囲気が流れている。
黄色のヘルメットの人は本物の消防士ではなく、エクスプローラーという18才以上の志願者で、消防士達と同じように懸垂降下や暗中模索といった人命救助の訓練を受ける。のちにペーパーテスト・面接・体力測定をクリアして立派な消防士になる。
古くなった消防車だが、まだまだ走るので、オークション競売にかけられ、一般市民も消防車を所有することが出来る。署名は消されるが、それ以外はほぼ同様。
内陸部側の乾燥した山では、グラスファイアー(草山での火事)が頻繁に起こる為、グラスファイアー専用車両がある。グラスファイアーの消火活動は上からヘリコプター、山の下からは火を追いかけながらの消火活動の為、車両のグリルの下にホースが収納されており、ノズルマンがそのホースを持ち車両の前で消火活動を行う。搭載水量は900リットル。木のないなだらかな草山の多い土地柄にあった消防車両である。
妊娠している女性の消防士は重作業はできない為、消防車の移動等の軽作業で、身体への負担が少ない仕事を与えられる。 火災体験訓練車は疑似煙が出る車内で体験もできるし、3台の小型カメラで車の横に設置してあるモニタに映る中の様子を見ながら隊員が中の人や他の人達に脱出の方法等を説明してくれる。
訓練後にはさっきまでの険しい表情とは違い、すがすがしい笑顔を見せてくれた。

トレーニングセンター内にテレビ放送の為の編集室があり、SAN JOSE市の全ての消防署に対して毎日AM8:00~PM4:00までの間、消防活動・TRAINING・ALTH・EMS・HAZMAT等のHOW TO ビデオがケーブルテレビで放映される。

キャプテンのDonald K.Belloneさん。毎日トレーニングの為飛行場内をジョギング。
FIRE STATION No.20は、サンノゼ・インターナショナルエアポートの中にある消防署である。消防司令 1名・消防士 2名・救急救命士 1名・運転手 3名・合計7名が常時勤務している。
ロッカールームには耐熱服があり、すぐに出動できるようにパンツと靴を一緒脱いで置いてある。
クラッシュトラックが3台常駐している
SAN JOSE市の空気呼吸器の空気装填を全てここでカバーする。ひっきりなしに依頼されたタンクの搬入と完了タンクの搬出が行われている。

Reported in 1999.