2016.04.12

消防本部・消防署FIRE REPORT,茨城県,訓練

FIRE REPORT #135 常総市・守谷市・つくばみらい市の3市で構成。常総広域消防本部

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一級河川『鬼怒川』流る3都市を守る広域消防

東京都心から1時間弱とアクセスしやすく、緑や歴史的建築物などが多いため、映画やドラマのロケ地として利用されることが多い茨城県常総市は、江戸時代末期以降、「鬼怒川の水は尽きるとも、その富は尽くることなし」と称されるよう、鬼怒川の河川水運によって中核都市として発展しました。常総地方広域市町村圏事務組合消防本部は、常総市(水海道地区)・守谷市・つくばみらい市の3市で構成する広域消防です。1本部3消防署5出張所で、管轄面積238.29㎢に暮らす約15万人の市民の安全と安心を守っています。

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今回訪れた、水海道消防署の救助隊の皆さん。常総広域消防本部には高度救助隊員14名、特別救助隊員20名が配備されています。


CSR訓練

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地震などにより倒壊した建物を想定した訓練。都市型捜索救助技術の中で、CSRMの効果を確認すると共に隊員間での知識・技術の共有、情報交換を行い、要救助者への適切な緊急処置を救急救命士から学ぶことで災害に強い部隊作りをめざしている。


水難を想定した潜水訓練

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潜水救助隊の訓練は、年に5回計画されており、総合的な検索救助技術や要救助者終章方法技術の向上、災害時における的確な部隊運用の基礎作りを目的として、災害に備えている。平成27年9月関東・東北豪雨災害では、管内の鬼怒川堤防が決壊したが、日頃の訓練により災害の最前線部隊として活躍した。

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想定訓練(ブラインド)

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低所からの救出訓練。適切な救出方法を選定すると共に要救助者と接触後、ファーストアプローチを配慮し、救急隊に引き継ぐまでの訓練を実施している。また、多種多様化する現場に対応できるよう、ロープレスキューや三つ打ちロープを用いた訓練も取り入れ、隊員のスキルアップを図る。


NBC訓練

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近年のNBC災害対応資器材の高性能化に伴う災害活動における隊員の進展を図る為、毎年定期的に3署合同でのNBC訓練を実施。訓練では基本技術の確認と若年層職員の活動能力向上を図ると共に、チームワークの構成を目的としている。地下鉄サリン事件から約20年、この災害を風化させる事無く隊員同士が連携し、災害に備えている。また、緊急消防援助隊茨城県隊に於いても劇毒物部隊として登録、的確な活動が要求される為、訓練を実施している。

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消防隊員救出訓練

複雑多様化した建物における火災防御戦術や危機管理行動について、講習を受講してきた職員による伝達及び検証訓練を実施。

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1)火災現場における超緊急的な脱出要領。転倒や思わぬ怪我等の危険性は増すが、
脱出時間が大幅に短縮できると考え、実用化出来るか検証。

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2)開口部までは退避できたが、その後自力脱出不能になった職員を救助する要領。
退避して来た者の体勢なども重要な要素となる。

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3)天井裏へ落ちた際、むき出しになった配線等がボンベ等に引っ掛かり、
脱出不能に陥ることを防ぐ要領を検証した訓練。

【取材協力】
常総地方広域市町村圏事務組合消防本部 水海道消防署


SPRING 2016/FIRE RESCUE EMS vol.73

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