2016.11.21

全国消防救助技術大会コメント,入賞,救助,救助大会

-第45回救助大会-入賞者コメント紹介

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入賞者コメント紹介

各競技にて入賞された選手の皆さんのコメントを紹介します。

《陸上の部》

はしご登はん

■ はしご登はん
自己確保の命綱を結索した後、垂直はしごを15m登はんする。災害建物への進入等、消防活動には欠かせない訓練。

【入賞】
富士五湖消防本部 / 山梨県
[消防士]渡辺 信嘉(22)[右]
■ タイム:14.0秒 (標準所要時間 24秒)

日々の訓練のなかで全国優勝を目標に努力してきました。今大会の成績を収められたのも、職場の上司・先輩・後輩達のサポートがあったからこそだと思います。
今後の消防人生の中でもすべての人たちへの感謝の気持ちを忘れることなく業務に励み、訓練を通してある先輩に言われた「熱い心、冷たい頭」をモットーにして頑張っていきます。

シグナルコメント
富士五湖消防本部様、はしご登はん全国優勝、大変おめでとうございます。
先輩のすばらしいお言葉、感銘を受けております。熱さと冷静さを兼ね揃えられた渡辺さまであったからこその輝かしい結果であるかと存じます。また、先輩方も渡辺さまのご活躍をきっとお喜びのことと存じます。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


ほふく救出

■ ほふく救出
3人1組(要救助者を含む)で実施し、一人が空気呼吸器を装着して長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する。ビルや地下街などで煙にまかれた人を救出するための訓練。

【入賞】
佐久広域連合消防本部 / 長野県
[消防副士長]田口 雄大(26) [消防副士長]遠藤 芳暁(25) [消防士]由井 壮(21)
■ タイム:34.9秒(標準所要時間 62秒)

訓練を実施するにあたり、多くのみなさんにご協力をいただき、また技術指導を賜りましてありがとうございました。隊として0.1秒を縮める為に、何度も話し合いそれによりチームの団結力が向上できたと思います。全国大会という晴れの大舞台で最高の結果を残すことができ、皆さんに恩返しができたのではないかと非常に嬉しく思います。この経験を今後の消防人生に活かしていきたいと思います。
訓練をサポートしていただいた皆さん、また大会運営に携わっていただいた方々に厚く御礼申し上げます。

シグナルのコメント
佐久広域連合消防本部の皆様、ほふく救出全国一位大変おめでとうございます。
全国大会出場という多大なるプレッシャーの中、こうした輝かしいご活躍をなさったことは、皆さまの消防人生におかれましても、大切な思い出になったのではないでしょうか。
その功績をこうしてお祝いできましたことをシグナルスタッフ一同ありがたく存じております。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


ロープブリッジ救出

■ ロープブリッジ救出
4人1組(要救助者を含む)で実施し、2人が水平に展張された渡過ロープ(20メートル)により対岸の塔上へ進入。要救助者を救出ロープに吊り下げ、けん引して救出した後、脱出する。建物や河川の中洲等に取り残された要救助者を救出することを想定した訓練。

【入賞】
横浜市消防局 / 神奈川県
[消防士長]平郡 健太(35) [消防士長]藤本 良太(30) [消防士長]宮下 亮(27)
[消防士]村上 健朗(21)
■ タイム:45.4秒 (標準所要時間 1分15秒)

『想定外も想定内』をモットーに、集中して訓練をするのではなく、逆に集中しなくても通常通りの一本ができるように、常に集中できない状況で訓練を行ってきました。その甲斐あって大会本番も想定外のことが多々ありましたが・・・。通常通りの最高の一本ができました。また、オリンピック選手は金メダルを取るために常に一番を意識して行動すると聞いたので、私たちも日常生活で、常に“1”という数字を意識して行動するようにしました。電車に乗るときは1番車両に乗り、トイレでは表彰台を意識して真ん中を使い(署のトイレは毎日渋滞を起こしていました)、お風呂も当たり前のように「隊長、お先です!一番風呂じゃなきゃダメなので!」と、隊長よりも先に一番風呂に入っていました。隊員が飲んできたプロテインはもちろん『Champion』製。祝勝会のビールは一番絞り・・・等々、とにかく徹底しました。そして、大会当日、横浜の応援団には『ホテル ナンバー1松山』に泊まってもらいました。大会が終了し、これで通常の生活に戻れます!最高に熱い夏が過ごせました!ブリ救最高!!!

シグナルコメント
横浜市消防局の皆様、入賞大変おめでとうございます。また、御署のトイレ渋滞が解消されましたこと、深くお祝い申し上げます。
皆さまの輝かしい結果の裏には、厳しい訓練ももちろんありましたでしょう。その上、そういったハードなゲン担ぎまでもありましたとは・・・感服いたしました。
今後、松山で全国大会が行われた際は、『ホテル ナンバー1松山』は伝説の宿として予約が殺到してしまうかもしれません。
お忙しいなか、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


ロープブリッジ渡過

■ ロープブリッジ渡過
水平に展張された渡過ロープ20m(往復40m)を、往路はセイラー渡過、復路はモンキー渡過で渡る。ロープ渡過の基本的な訓練。

【入賞】
南但消防本部 / 兵庫県
[消防士長]神宮司 直也(31)
■ タイム:17.3秒 (標準所要時間 28.0秒)

全国大会までの道のりは長く、苦しい日々が続きました。そのなかで全国大会出場が決まり、全国大会一位という結果に結びつけたことを本当に嬉しく思います。
この結果は、今まで支えて下さった職員の方々、また家族の力添えがなければ成し遂げることは出来ませんでした。日々感謝し今後の業務に励んでいきます。
今回ロープブリッジ渡過で、富士五湖消防本部の渡辺和幸さんと同率一位になり、全国大会で同タイムはなかなかないと思うので、とても嬉しいです。一緒に写真を撮りたかったです。

シグナルのコメント
神宮司様、ロープブリッジ渡過日本最速タイムおめでとうございます!
標準タイムよりも約10秒も早いということで、日頃の厳しい訓練の積み重ねがこの度の結果に繋がったことと思います。
消防仲間・家族の方への優しさが伝わってくるコメントを頂き、「自分に厳しく、人に優しく」というお人柄の印象を受けました。
訓練は厳しいと思いますが、神宮司様のような方が消防士でいらっしゃることは、心強く思います!
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました

【入賞】
富士五湖消防本部 / 山梨県
[消防士長]渡辺 和幸(28)[左]
■ タイム:17.3秒 (標準所要時間 28.0秒)

5年目でやっと掴んだ日本一!同タイムですが・・・。富士五湖消防本部では、はしご登はんでも日本一となり一緒にNo.1Tシャツをもらいにいきました。更には36回大会でも富士五湖消防本部ではロープブリッジ渡過で優勝している先輩がいます。後に続くことができて、本当にうれしいです。個人的には救命士を目指しているのですが、また全国で活躍できる後輩を育成していきたいです。富士五湖消防本部は職員約150名と決して大きくはない消防本部ですが、同じ年に2人も日本一になれたことは大変自信になり、これから活かしていけると思います。責任者をはじめ、本部全体で応援してくれた結果だと思います。しかしこの結果に奢ることなく謙虚にまだまだ長い消防人生を日々精進していきます。

シグナルのコメント
渡辺様、ロープブリッジ渡過日本最速タイムおめでとうございます!
はしご登はんで一位になられた渡辺様とダブルで日本一!本当に素晴らしいご成績ですね。
当日誰よりも早くシグナルブースにNo.1Tシャツを受け取りに来ていただきありがとうございました!
人の命を救うという事に誇りを持って日々励んでいらっしゃるのが伝わります。
また、とても優秀な方々が揃われているということで、富士五湖消防本部様の益々のご活躍をお祈りいたします。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


ロープ応用登はん

■ ロープ応用登はん
登はん者と補助者が2人1組で協力し、資機材を使わずに塔上から垂下されたロープを15m登はんする。登はん者の腕力だけでなく、補助者との呼吸が重要なポイントとなる。

【入賞】
宇治市消防本部 / 京都府
[消防副士長]福井 泰斗(27) [消防副士長]下岡 孝司(28)
■ タイム:8.8秒 (標準所要時間 標準16秒)

ロープ応用登はんは宇治市消防本部ではとても伝統的な種目で、幾度となく全国大会にも出場しています。今回日本一という結果を出せたのは、今までサポートしてくださった先輩、後輩、上司、家族、大会当日に京都から会場まで応援に来てくださった皆さまのおかげだと思っています。
今後もこの結果に満足することなく日ごろの訓練に励んでいきたいと思います。

シグナルのコメント
宇治市消防本部の皆様、ロープ応用登はん日本一!!おめでとうございます。
第36回全国大会でも、ナンバーワンTシャツをお贈りさせていただきました。
“ロープ応用登はんは伝統的な種目“ということで、大会までに厳しい訓練を積み重ねてこられたことと思います。また、支えてくださる方の存在も大きかったようですね。
来年も宇治市消防本部の皆様へTシャツをお渡しできることを心待ちにしております。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして誠にありがとうございました。


引揚救助

■ 引揚救助
5人一組(要救助者含む)で、2人が空気呼吸器を装着して塔上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送、4人で協力して塔上へ救出した後、ロープ登はんにより脱出する。地下やマンホール等での災害を想定した訓練。

【入賞】
京都市消防局 / 京都府
[消防士長]渡邉 健介(31) [消防士長]池田 陸(24) [消防士長]松宮 幹乘(25)
[消防士]寺地 研人(27) [消防士]木村 良太(21)
■ タイム:76.2秒 (標準所要時間 129秒)

今年の引揚救助チームは、結成2年目でした。
昨年の神戸大会では、チーム結成1年目ということもあって、自分たちの持っている力を発揮することができず、残念な結果に終わってしまいました。
応援していただいた方の期待に応えることができず、悔しい思いで一杯でした。
そこで今年は昨年の反省点を生かし、訓練方法から生活習慣まですべてを見直して、秋から冬にかけ、個々でみっちりトレーニングを行いました。
春にチームが再結成したときには、訓練当初から日本一を意識して訓練することを心がけ、どれだけいい訓練をしても満足することなく、さらに上をめざすという思いで取り組んできました。それが今回の松山大会では、最高の形で結果に表れたので、隊員全員で抱き合って喜びました。これも自分たちの力だけではなく、どんなときでも支えていただいた指導者があってこそだと感じています。
救助訓練で培った「チームワークの大切さ」や「あきらめない気持ち」は、今後の災害現場等で生かしていきたいと思っています。
来年の仙台大会では、また、挑戦者の気持ちで訓練に取り組んでまいります。

シグナルコメント
京都市消防局の皆様、引揚救助全国1位おめでとうございます。
また、大会当日は現地でお声をかけていただきまして、大変ありがとうございました。あの日、松山運動公園での皆さまの晴れやかなお顔の裏に、そのようなエピソードがおありだったのですね。昨年度の悔しいお気持ちをバネに、ストイックな努力を徹底され、輝かしいご活躍をされた皆さまの熱い気持ちに感動いたしました。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


障害突破

■ 障害突破
5人1組(補助者を含む)で4人が緊密なる連携の下、一致協力して「乗り越える」 「登る」 「渡る」 「降りる」 「濃煙を通過する」という基本動作により5つの障害を突破する。災害現場のさまざまな障害を想定し、いかなる状況下においても対応することを目的とした訓練。大会の花形種目。

【入賞】
堺市消防局 / 大阪府
[消防司令補]高原 裕太(32) [消防司令補]村井 良太(29) [消防士長]河原 吉秀(28)
[消防士長]安本 泰士(28) [消防士長]藤畠 恵一(23)
[消防司令]川﨑 秀樹(指導員) [消防司令補]池畑 勇介(サポーター)
■ タイム:1分32.3秒 (標準所要時間 2分37秒)

『日本一』を目標とし、日々訓練に取り組んできました。障害突破訓練は隊員一人ひとりの迅速で確実な動きが必要とされます。そのため雨の日も風の日も厳しい訓練に励みました。障害突破訓練は5人1組で行う競技ですが、周囲の方々のサポートなしでは苦しい道のりを乗り越えることは出来なかったと思っています。応援、協力して下さった皆様方、本当にありがとうございました。
この経験を糧に、後進の育成にも力を注ぎ、また来年強いチームで臨める様に努力します。そして今後とも、市民の安全・安心を守るためチーム一同切磋琢磨していきます。

シグナルのコメント
堺市消防局の皆様、障害突破日本一大変おめでとうございます。
障害突破訓練という厳しい種目に臨まれるにあたりまして、皆さまの訓練の過酷さも極めたことと存じ上げます。また、来年へ向けた抱負、強い意思に感動いたしました。
また是非、来年仙台でお会いできますことをスタッフ一同楽しみにしております。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


《水上の部》

溺者救助

■ 溺者救助
3人1組(要救助者を含む)で救助者と補助者の2人が協力して浮環にロープを結着後、補助者が浮環をプール内へ投下して、救助者が20メートル先の要救助者の位置まで浮環を搬送し、これに要救助者をつかまらせ、補助者がロープをたぐり寄せて救助する訓練です。

【入賞】
川崎市消防局 / 神奈川県
[消防士長]髙坂 武之(39) [消防士]安江 弘樹(31) [消防士]平山 龍太郎(25)
■ タイム:28.2秒 (標準所要時間 43秒)

今回の全国大会出場、そして全国1位という成績を収められたのは、3人のチームワークと消防局や消防署の皆さんの訓練等に対するバックアップ体制の充実のおかげだと思います。
チームが結成されてからは、週2回と大会前の日勤訓練で技術や精度を磨き上げてきました。若手とベテランの混合チームでしたが、お互いが思いやりを持ち、訓練の反省等を次の訓練に活かせるように考えて実施してきました。ミスをしないチームを目標に、全員でカバーし合いながら反復訓練に励み、タイムをコンスタントに出せていた成果がチームの強みでした。訓練を休むことなく3人で集まることが出来ていたので自然と息の合う、バランスの取れたチーム作りができ、「継続は力なり」を実感することが出来ました。
今後も全てのことに感謝の気持ちを忘れず、訓練を通じて学んだことを災害活動等に活かしていき、市民の生命や財産を守っていきたいと考えます。

シグナルのコメント
川崎市消防局の皆様、溺者救助全国1位おめでとうございます。
世代の違う御三方でのチームということですが、市民の方々を守っていきたいという信念を持ち日々活動しておられた成果が、この度の優勝に繋がったということが伝わってきました。チームでストイックに継続していくという事は、シグナルスタッフも見習わなくてはいけない姿勢であります。消防局・署様すべての“チーム力”ということで、来年もNo.1Tシャツをお渡しできることを楽しみにお待ちしております。
お忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


■ 水中検索救助
4人1組で第一泳者が水面を、第二泳者が水中をそれぞれ検索し、水没している要救助者(訓練人形)を発見して水面へ引き揚げた後、第三泳者と第四泳者が協力して対岸の救出地点まで搬送し、救助する訓練です。

【入賞】
川崎市消防局 / 神奈川県
[消防士]出来谷 啓太(29) [消防士長]宮本 直也(34) [消防士長]村上 剛(35)
[消防士長]村上 丈史(33)
■ タイム:65.6秒 (標準所要時間 102秒)

昨年度の大会では3位に終わり、その悔しかった思いから「今まで出たことのないタイムを出して全国1位になろう」と、目標を掲げ訓練に励んできました。
大会では目標のタイムに及びませんでしたが、川崎市消防局特別救助隊発足50周年の節目の年に、このような結果を残せてよかったです。これも消防局をはじめ、水上の部指導員と訓練隊員・職場の方々の支えがあってこその結果だと思っています。応援して頂いた全ての方々に感謝をし、この結果に満足することなく実災害に対応出来るようこれからも継続して訓練をしていきたいと思います。

シグナルのコメント
川崎市消防局様2部門で全国1位おめでとうございます。
川崎市消防局特別救助隊発足50周年でいらっしゃったのですね。そのような節目の年に2部門での全国一位は本当に素晴らしい結果だとシグナルスタッフ一同感動いたしました。ベテランチームということで、高い目標を掲げてこれまでの経験を最大限に活かされた結果がこの度の水中検索救助全国1位に繋がったことと思います。
標準タイムをはるかに早いタイムでクリアされたこと、本当におめでとうございます。
この度はお忙しい中、取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。


【大会レポート】を読む
大会結果詳細は「松山市ホームページ」をご覧ください。(外部リンク)

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